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「2人ぼっち」 2009.2. 6

1/28〜2/1の期間、恵比寿エコー劇場で久しぶりに2人ぼっちが上演されました。

やっぱり名作です。本当に素敵でたっぷり笑って、たっぷり泣きました。

鈴木おさむさんが、この脚本を書かなかったら この感動は味わえませんでした。そして演者のハローバイバイ『金成』さんとカリカ『家城』さん…初演のときの二人が熟されて、この再々演では本当に素晴らしく、また違う感動を味合わせて貰えました。『笑い』と『泣き』のバランスが、私にとっては快感で…感情を抑えられません。舞監さん、照明さん、音響さん、ヘアメイクさん、その他スタッフの皆様、お手伝いの若手の方々…2人ぼっちにずっと携わったことのあるスタッフさんは、このお芝居をより良く観客に伝えようと最大限尽くしていたはずです。私がそうでしたから。

私はおさむさん、金成さん、家城さん、スタッフさん、観客の皆様と、この期間を過ごせて幸せでした。

もっと早くblogにアップするはずでしたが、節分の日に友達が自ら命を絶ちました。仲の良い夫婦で、愛し愛されていました。大切な旦那さんを残して逝きました。亡くなる前の晩も帰宅した彼を笑顔で迎え、朝も笑顔で送り出したそうです。

棺に入っている彼女は、微笑んで満足した表情をしていました。幸福を噛み締めて亡くなったんでしょう。

2人ぼっちと重なりました。『人間はみんな生きる資格も持っている。その代わり、死ぬ資格も持っている』舞台中の台詞。彼女は途中で放棄したのではなく、生ききったと思ってます。

心の病は、どうしたらなくなるのでしょうか。



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